史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

虹     0011

虹          

 

雨が上がったのでまっ白な画用紙を

1枚買ってきました

あなたの顔はうまく描けないし

かといってと、思っているところに

あなたがクレパスを持ってきて

くれました

 

カーテンを開けて 

あなたは言いました

ー虹をかけましょう

 

あなたは赤、青、緑を

私は黄、紫、ピンクを取り出しました

ーおやオレンジ色がありません

 

あなたはただ僕を見つめていました

それで僕はあなたに手を添えて

空を青く塗りました

虹はまこと美しくかかっておりました