史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

夢ごころ     0054

夢ごころ

 

君を忘れちまったはずの心に

君の面影が浮かんで

かすんで消えていく

 

それがまた耐えがたくて

鉛筆とってみりゃ

君の顔さえ

今はもう

覚えていなかった

 

ヘタなりに精いっぱい描いてみると

それなりの顔になってきた

 

でもよく見ると 僕の顔じゃないか

なんとなく 君に似てるところもある

 

そしたらこれは僕と君の…   

 

なんて

一人 夢ごころ

 

終わっちまった

片思い