史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

雪     0059

 

君は外を見ていた

ぼんやりうつろな目で見ていた

皆は不思議がって尋ねた

君は答えた

行が白いから

皆は笑った

でも雪は白かった

 

君は、、、

ぼんやり、、、

皆は、、、

君は答えた

雪が舞っている

皆は笑った

でも雪は舞っていた

 

君は、、、

ぼんやり、、、

皆は、、、

君は答えた

雪がやんだ

雪がやんだ?!

誰一人笑おうとはしなかった