史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

休もうよ     540

休もうよ

 

君は人生にピリオドを打つつもりかい

その苦しみ その悲しみ

今の君にとっては

計り知れないほどの 大きさのもの

 

僕にはわからないって言ったね

でも もう少し身体を休めてごらん

自分の悲しみが 他人の眼で

みられるようになるまで

 

そしたら そんなこともあったのかしらって

ちくりと胸が痛むくらいになるものさ

人はいつか忘れられる

 

苦しいことは めくることのない アルバムに

 

忘れようと思うから 忘れられないだけ

そっと心の片隅に 押しのけておこう

いつの間にか 埋もれてしまうから