史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

流れ星     541

流れ星

 

流れ星 すっと僕の胸をよぎった

 

どこから来たのかわからない

どこへ行くのかわからない

 

軌道をはずれて 一目散に落ちてゆく

どこもかも真っ暗で 輝く星もない

 

たとえ何かが見えようとも

これまた人生 一直線

戻ることも 登ることもできない

 

身もだえし すり減らして 何も残りはしない

だからっていって 何を悔やむ

 

たとえ一瞬にせよ 燃えた

美しくも悲しき青白き 炎の尾をひいて

 

限りない宇宙に

新しい光を創り出したではないか