史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

人生気まぐれ     542

人生気まぐれ

 

信じられるものが すべて失われて

耐えられないほどの 苦しいときも

何度かあった

 

明日を思い浮かべられぬ日

これで終わりだ もうどうしようもない

そう思ったはずなのに いつの間にか

今日がきている

 

癒せなかったはずの 疲労

手さぐりしても つかめない

その日は どこか遠く 過ぎ去った

 

人は自分で思うより 強いのか 無責任なのか

人はいつの間にか 生まれ変わってしまう

 

どんなに苦い今日の悲しみも

明日の風が癒してくれる

だから もう悔やんだりするな

床に入って明日を待とう

 

なす術がないとしても

人生気まぐれ わかるものか

死ぬまで生きぬけ

人生につまづき 生きてみよう