悲しみ
悲しみのどん底に落ちてしまったなら
これ以上 悲しいことなんて ありゃしない
悲しくなれるってことは 幸せなのさ
悲しくなれないほど 不幸せな人もいる
じっと 心の奥がみえてくる
たった ひとかけらの幸せが
輝いているからさ
今まで多くの邪心に 雲隠れしていた
それが
透き通った心の底に 見つけられるからさ
そのたったひとかけらの幸せが 救ってくれる
たった一人の自分に戻れる
それは 悲しみのとき
ひとかけら両手で取り出し見守ろう
一度失った本当の君が そこにいる
そして たったひとつの自分に戻ろう
何もかも脱ぎ捨てて
そう 悲しみも一緒に