大きな愛
人を愛するようになって
初めてわかった
たった一つの笑顔見たくて
疲れた日曜日 早朝から
連れていってくれた人の気持ち
僕は何も気づけなかった
どんなに疲れてて
どんなに一日休みたいのか
それにもまして
僕の喜ぶその姿 見たかった
僕はそんなとき
むっつりとして 不機嫌だった
僕にはわからなかった
人を愛することが
僕にはわからなかった
そんなに愛されていることが
人を愛して初めてわかった
愛するもののためには
犠牲も喜びであることが
無条件の愛
償い切れない 大きな愛
返し切れない 大きな愛
おいしい料理 食べずに
自分にくれた人の気持ち
僕は恩着せがましく思った
どんなにそれがうまくて
どんなにそれが高価でも
それにもまして 大きな愛
さあ 育てよう
二人の愛の結晶
受け継いだ大きな愛を
ほんの少しでも
返すため
僕の持っている
すべての愛を捧げよう