史の詩集  Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集です。

じゃあな     549

じゃあな

 

どうにでもなりなよ

ついてきたお前が悪いのさ

こうなることはわかっていたはずさ

 

何も知らなかったわけじゃないし

俺は一人でしか生きられないって

あれほどいったじゃないか

 

形だけつくろって ここまで

おまえのやさしさ わずらわしい

おまえのあたたかさ うけつけない

 

おまえがそばにいても

おまえがどんなにつくしても

俺の心はいつも一人ぼっち

俺の心は おまえには向かない

 

燃え上がった体は 押さえられない

炎がゆらめく間

大きな世界にはばたくために

やらねばならぬ夢がある

 

さよなら ほんのひととき

やさしさ ありがとう

 

心の隅に ぽっかりと

通り雨 

 

また すれ違うこともある

そのときまでに 幸せ 見つけろよ