史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

志     561

 

君にささげよう この唄を

何一つできなかったけど

この想いは誰にも負けない

 

いつも心の片隅に君を宿して

今日まで生きてきた

君は知らない この想い

 

振り切ろうとするほどに また積もる

その苦しさを抱えたまま

こうして歩く 今日も

果てしなくつづく 長い道

その向うに君はいるだろうか

 

悲しみと苦しみのとげだらけ

そんな棘の道だけど

僕はただ 進めばいい

 

君がそばにいてくれれば

なんと幸せなことなんだろう

でもぼくは君にこんな道は

歩かせられない

 

悲しい想いをひきずって

君をここに残していくか

それとも 僕もとどまるか

 

僕にはどちらもできない

だから君は 遠く離れて

できることなら

この道の向うにいてほしい

 

そしたら きっと辿りつく

その日になるまで 待ってておくれ

君を幸せにできる

そんな男になれる日だから