報い
君をひと目みた その日から
君を想う心の歓びは
時がたつにつれて
ひどく苦しいものとなった
胸の上の方が焦がれて
頭の中はいつもかすみ
なんとなく 遠くをみつめて
ものおもいしている 毎日
愛することがこんなに苦しいなんて
君を愛して初めてわかった
今までの戯れの恋は
恋に恋し 楽しかったのに
そんな軽い気で君に想いをはせた
それがこんなに 苦しいものになるなんて
知らなかった 恋の想い
恋を甘く見た報いを
知った 君に会って
むなしかった 僕の毎日が
やっと息づいた 君に会えて
君を想うと 何とかしたくなるけど
僕には 何もできやしない
そのじれったさは 君を置き去りにした
僕自身への苦しみなのか