史の詩集  Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集です。

運命     567

運命

 

どうして君はそんなに強く生きれるの

僕の差し出す手に見向きもしないで

ほほえんでくれるのに 笑ってくれない

耳を傾けてくれるのに

受け入れてくれない

 

この孤独

都会の中にいても

君の心は何一つ 動かない

あまりに気高いプライド

 

君の心の奥には

君を支える何がある

 

そこまで強く生きるのは

何かをずっと待ち続けているとき

 

僕に見向きもしないのは

そうさせない 何かがある

君は何を待っているのか

 

僕を超えたところにある君の幸せを

僕は何ともできない

その幸せをつかんだとき

君は初めて女になる

 

心に誓ってから

君は一人歩き始めた

君はその一点しかみえない

 

僕に心を開くこともない

いつの間にか 定まった運命

通り過ぎる君 追いつけない僕