命綱
あきらめてしまえば すべて終わりだよ
君は 気づいていないだけさ
君がなんとかつかまってきた
その綱は命綱だってことに
なんとなく 手を離してしまえば
君はまっさかさまに落ちてしまうさ
気持ちのよい陶酔感に浸りながら
気づいたときは どん底さ
だから もう少し 我慢しな
もしかしたら その網は
雲の上まで 続いているかも
そこに幸福があると信じ
だから今までしがみついてきたんだろう
もう一度 足元を見つめてみよう
気づかぬうちに こんなに上ったじゃないか