史の詩集(続)Fuhito Fukushima

福島史(ふくしまふひと)の詩集の続きです。

それしか     579

それしか

 

いつものように 戻ってくる手紙は

あてのない僕の心のさまよい

 

君の香に触れることなく

僕の涙でしめった文字を

乾かして帰ってくる

 

届く日もあろうことかと

儚すぎる望みをたくして

それしかない それしか・・・